ロービジョンケア

ロービジョンケア
メガネのサトーのロービジョンケアでは、視覚に障害のある方や、眼鏡を掛けても見えにくくてお困りの方のご相談を承っております。眼疾患などにより視覚障害をお持ちの方で 『これ以上視力が出ないと言われ、あきらめている方』や、『眼鏡を何度作り直しても良く見えなくてお困りの方』に、おすすめしたい商品を取り揃えて情報提供をしております。
尚、視覚障害をお持ちの方は、視覚障害による身体障害者手帳を取得していただくことにより、公的な補助(補装具や日常生活用具)を受けることができます。
一般的にあまり見る機会のない商品を多数展示・販売をしております。お客様に快適にお使いいただけるよう最後まで責任をもってお世話をさせていただきます。どんなことでも是非、お気軽にご相談ください。ご来店をお待ちしております。

 

ロービジョン商品のご紹介


エッシェンバッハ スマートルクス デジタル(Smartlux DIGITAL)
誰でもカンタンに操作できる。洗練されたドイツ製のスマートなデザイン。アメリカ・ヨーロッパでも大ヒットした携帯型拡大読書器です。
販売価格 ¥194,400(非課税)

倍率の設定
画面下の真ん中の黄色の拡大ボタンを押すことで5倍、7倍、9倍、12倍に拡大することができます。



約5cmの間隔を空けて手に持った状態だと1.9倍、2.6倍、3.4倍、4.5倍となります。
また、紙に文章を書き込んだりする時は1.7倍、2.4倍、3.1倍、4.2倍となります。

 

表示モードの設定
画面下左側の赤のコントラストボタンを押すことで、フルカラー表示モード、コントラストを強調した黒/白、白/黒表示から、黒/黄、黄/黒の擬色表示まで切り替えられます。




画像を固定(静止画)にすることもできます。
画面下右側の青色の写真ボタンを押すことで、一時的に画像を固定したり、保存することも可能です。


便利で使いやすいスタンド付です。
本体裏側のスタンドは3段階式に動かすことができ、置いたままで文字を読んだり、紙に文章を書き込んだりすることができます。
3段階の明るさ調整が可能なLEDライトが付いてます。
大きさは縦174mm×幅90mm×厚み40mm、重さも約220gのコンパクトでスマートな拡大読書器です。

5年保証サービスが付いていて安心!
5年間の無償修理サービスを保証します。内蔵バッテリーも5年間の保証期間内に1回無償交換致します。
※上記サービスはいずれも弊社保証規定に基づきます。

 


弱視眼鏡「ガリレオシステム」
  • ルーペに比べて作業距離(目と対象物の距離)が長く取れます。
  • 本体側に基本的には遠方用レンズを取り付けますが、近用キャップを取り付けることにより、近用にもなります。
  • お好きなメガネフレームに取り付けられますので、両手があき、作業するときに大変、便利です。
  • 視覚障害者の方向けに補装具の対象になっています。


単眼鏡
  • お買物、観劇、旅行、駅や役所の案内板確認など遠近両用なので用途がいっぱい。
  • 近用レンズであれば簡単な顕微鏡としても使えます。
  • 視力に障害をお持ちの方の日常生活の一助にもなっています。
  • 視覚障害者の方向けの焦点調節式弱視眼鏡として補装具の対象となっています。



遮光眼鏡
遮光眼鏡は、まぶしさの原因となる短波長光(紫外線+青色光線)を効果的にカットし、それ以外の光を出来るだけ多く通すよう作られた特殊カラーフィルターレンズです。
まぶしさにより白く靄(もや)がかっているように見える状態を短波長光を取り除くことでくっきりさせ、コントラストを強調させます。
また、一般的なサングラスは眼に入る光を均一にカットするものが多く、まぶしさの原因となる光だけでなく明るさを感じる光もカットされてしまい、明るいところではまぶしさが残り、少し暗いところでは視界が暗くなりすぎることがあります。遮光レンズは眼に入る光を選択し必要な光はできるだけ多く取り込むため、同色・同濃度のサングラスに比べ、明るさを確保します。
※視覚障害者の方向けの補装具の対象になっています。


エッセンバッハ LEDワイドライトルーペ
視覚障害の皆さんは、視野が狭く、全体的に暗く見える傾向があります。

  • 約4600㏓のとても明るいLEDライトが装備されています。
  • ゆがみの少ない非球面レンズを使用しています。
  • レンズは傷が付きにくく、明るく拡大します。
  • 専用スタンドを使用すれば置き型、スタンド式として両手が自由に使えます。

※本町店には、様々なタイプのルーペを展示しており、実際にお試しいただけます。

 

日常生活用具給付の申請の流れ
給付決定は、障害者又は障害児の保護者からの申請に基づき、市町村が行います。利用者負担は市町村が決定します。

 

日常生活用具の給付の流れ

 

身体障害者手帳をお持ちの方
身体障害者手帳を持って市町村の福祉事務所へ行き、業者の見積書を添付して申し込み申請をする。

 

申請
市町村の障害福祉課へ見積書提出。

 

支給決定
市町村申請許可。

 

日常生活用具給付を受け取ります
ご本人様。

 

商品のお渡し
メガネのサトー自己負担分の支払い。

 

日常生活用具給付の等級別・給付対象
日常生活用具の給付の対象品は、障害者手帳の等級により違いがございます。下記 商品をすべて取り扱っていますが、障害等級により給付対象品の方や 給付対象外の方は全額自己負担にて購入となります。

 

日常生活用具の給付障害等級別
耐用年数
1級
2級
3級
4級
5級
6級
拡大読書器
8年
視覚障害者用ポータブルレコーダー
6年
×
×
×
×
視覚障害者用活字読上げ装置
6年
×
×
×
×
盲人用時計 (蝕読式)
10年
×
×
×
×
盲人用時計 (音声式)
10年
×
×
×
×
盲人用体重計
5年
×
×
×
×
盲人用電磁調理器
6年
×
×
×
×

障害等級別による

◎ 給付対象品です
○ 給付対象品です。ただし、条件がございます。
× 給付対象除外品 全額自己負担による購入となります。

※盲人用時計は、 触読式が基本です。音声式は触読式の使用が困難な方が原則になります。市区町村の福祉課でご相談ください。
※盲人用体重計・盲人用電磁調理器は、盲人のみの世帯及びこれに準ずる世帯の方であれば申請ができます。市区町村の福祉課でご相談ください。

 

補装具制作までの手順

身体障害者手帳の用意


福祉事務所で補装具申請書(購入・修理)及び意見書を受領


福祉事務所指定の意見書を眼科医に提出〜受領

眼鏡店見積もり書、意見書、印鑑、マイナンバー等を準備し福祉事務所に提出


決定通知書及び補装具交付券の発行


決定通知書・補装具交付券を眼鏡店に提出し遮光眼鏡を制作

 

身体障害者手帳の交付について
身体障害者手帳は、身体に障害のある方が、さまざまな援護制度(公共機関、公共施設などの各種援助)を利用するために必要な手帳です。ほとんどの公的福祉サービスはこの手帳所持者に限定されています。手帳の等級は障害の種類や程度によって1級~6級までに区別されます。また、交付を受けた後に、障害の程度に変化が予想される場合には再認定を受けることができます。この認定は身体障害者福祉法に基づき、定められた指定医が所定の診断書に記入され決定されます。以下に視覚障害の場合の等級区分を示しますので、参考にして下さい。ただし、同一等級において二つの重複する障害がある場合は(視力、視野ともに障害がある場合など)1級上の等級となります。身体障害者手帳は、福祉的サービスを受けるには欠かせないものですので該当する視力、視野になってしまった方は、取得をおすすめします。

 

視覚障害等級について
級別
視覚障害
1級
両眼の視力(万国式視力表を使用して測定したものをいい、屈折異常がある場合は矯正視力について測定したものをいう)の和が0.01以下の方。
2級
視力
両眼の視力の和が0.02以上0.04以下の方。
視野
両眼の視野がそれぞれ10度以内で、かつ両眼による視野について視野率による損失が95%以上の方。
3級
視力
両眼の視力の和が0.05以上0.08以下の方。
視野
両眼の視野がそれぞれ10度以内で、かつ両眼による視野について視野率による損失が90%以上の方。
4級
視力
両眼の視力の和が0.09以上0.12以下の方。
視野
両眼の視野がそれぞれ10度以内の方。
5級
視力
両眼の視力の和が0.13以上0.2以下の方
視野
両眼による視野の2分の1以上が欠けている方。
6級
1(片)眼の視力が0.02以下、他眼の視力が0.6以下の方で両眼の視力の和が0.2を超える方。
※1級~4級:視力までが1種(要介護)、4級:視野~6級までが2種になります。
※両眼の視力の和とは、両眼視による累加された視力ではなく、両眼の視力を別々に測った数値の和のことである。例えば、右眼の視力が0.04、左眼の視力が0.08の場合、その和は0.12となり4級となります。
※指数弁は視力0.01、手動弁・明暗弁は視力0とする。

 

身体障害者手帳の手続き

用意するもの

  • 申請書
  • 印鑑
  • 指定医師による診断書
  • 写真(たて4cm×よこ3cm 上半身 無帽)

 

給付制度とは
視力障害規定に該当するようであれば市役所に行き、障害者手帳を申請する事が出来ます。視覚障害の身体障害者手帳をお持ちの方には、眼鏡・拡大読書器などが市町村福祉事務所から給付・交付される制度があります。補装具(医学的判定書が必要)とは、眼鏡・コンタクトレンズ・掛けメガネ式弱視眼鏡・焦点調節式弱視眼鏡・遮光眼鏡などがあげられます。
日常生活用具とは、拡大読書器・視覚障害者用ポータブルレコーダー・視覚障害者用活字読上げ装置・音声時計・触読式時計・盲人用体重計・盲人用電磁調理器などがあります。